- 「先延ばしグセ」が直らない
- 仕事でもプライベートでもやる気が続かない
- 気づいたら「やるやる詐欺」になっている
そんなこと、ありませんか?
本書『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』は、行動できない自分を責める人にこそ読んでほしい本です。
「やる気がない」のではなく、脳がそういう仕組みになっているだけ。
だからこそ、脳科学やアドラー心理学に基づいた「すぐやる技術」で、行動力は誰でも鍛えられます。
- 「やる気」に頼らず行動するにはコツがある
- 「とにかくやってみる」が正解
- 脳は「楽なこと」を選びたがる習性がある
- 習慣化は「小さなステップ」からが鉄則
- 自分を責めなくていい。それより、仕組みを変える
▼通勤・家事の合間に手軽に学びたい方におすすめ
やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツの概要
| タイトル | やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ |
| 著者 | 大平信孝 |
| ページ数 | 206ページ |
| 出版社 | かんき出版 |
| 発売日 | 2021年10月21日 |
著者について
大平信孝(おおひら・のぶたか)氏は、目標実現の専門家として活動するメンタルコーチ。
企業研修やパーソナルコーチングの分野で多数の実績を持ち、「やる気が出ない人を動かす」手法に定評があります。
やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツの要約
やる気に頼らず行動できる脳の使い方
「やる気が出てから」では一生動けない
- やる気は行動の後に生まれる
→「動けばやる気が出る」が真実。やる前にやる気を待つのは、電車が来てから駅に行くようなもの。 - やる気が出ない=怠け者ではない
→脳には「現状維持を好む性質」があり、新しいことを拒むのが普通。 - まず1分やる→脳が切り替わる
→1分やると「作業興奮」が起き、自然に集中モードに入れる。
「すぐやる人」がやっている小さな工夫
行動できる人は、意志が強いからではありません。
仕組みで自分を動かしているのです。
- 「机に座ったら5分だけ資料に目を通す」と決めておく
- スマホは目に見える場所から遠ざける
- やることを3ステップに分解して、最初の一歩をすぐ踏み出せるようにする
このような行動のハードルを下げる「工夫の積み重ね」で、人は行動的になります。
習慣化のカギは「とにかく小さく始める」
スモールステップで、脳に「できた!」を刷り込む
- 目標は「小さく・具体的に」が最強
→「英語を話せるようになる」より「1日1回、英単語アプリを開く」が現実的。 - 成功体験が自己肯定感を育てる
→小さな行動でも「やれた自分」に脳が喜ぶ。これが自信の源に。 - 「毎日継続」よりも「続けたくなる仕組み」
→習慣とは“毎日頑張る”ではなく、“やらないと気持ち悪い”状態をつくること。
目標達成の技術:行動スイッチを入れる37のコツ
本書では、実際に行動を促す「行動スイッチ」を入れる方法として、37のコツが紹介されています。
一部を抜粋すると…
- 「5秒ルール」で即行動
- 逆算で考える
- タイマーを活用する
- 行動する時間を「予定化」する
- 迷ったら「GO!」
どれもすぐに試せて、特別なスキルはいりません。
“考える前に手を動かす”ための具体策が満載です。
『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』の感想・書評
この本を読んで最も驚いたのは、「やる気が出ないのは自分のせいではなかった」という気づきです。
営業の現場でも「やらなきゃ」と思いながら、結局後回し…という場面は多いです。
しかし、本書を読んでからは、「小さくやる→やる気が出る→もっとやれる」のループを意識するようになり、業務効率が格段に上がりました。
特に、「行動は“脳の使い方”で決まる」という考え方は、自己啓発本の中でも実用性が高く、多くの人の行動パターンを変える力があると感じます。
『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』はこんな人におすすめ
- ついつい先延ばししてしまう人
- 「やる気がない」が口グセになっている人
- 習慣化がうまくいかないと悩む人
- 忙しいビジネスパーソン
- 自分にもっと自信を持ちたい人
やる気は行動の「きっかけ」ではなく、「結果」です。
「すぐやる人」は特別な人ではなく、正しい方法で自分を動かす“技術”を知っている人なのです。
本書の37のコツは、どれも日常にすぐ取り入れられる内容ばかり。
今日からできる一歩を、小さく踏み出してみましょう。
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